流
『JUNP流 vol.1まるごと鳥山明』を買いました。
鳥山明の世界展の頃の悟空を描く動画に、最近の解説、
インタビューが語られている。
鳥山先生のイラストを描いてるとこを初めて観た。
想像と全然違い驚いた。
ラフはしっかり描いてるのかと思ってたら、意外と線と線の間は隙間だらけ。
コピックだと思っていたら、カラーインク。
何から何まで凄すぎて度肝を抜かれた。
僕は小さい頃から鳥山明先生のイラストが好きでよくマネをしていました。
ドラゴンクエストのパロディを描いたり、ドラゴンボールの表紙をマネまねたり、鳥山明から絵を学んだ。
しかし、パロディとか真似てると自分らしさがなく、何を描いても「鳥山風」になってしまった。
あまりにも鳥山狂だったもので、友達に「お前は鳥山明じゃねぇ」て言われましたよ(笑)
その言葉がずっと引っ掛かり、鳥山先生のイラストを見るのをやめた。
「風」を抜くために。
今では自分らしい絵が描けているのかわかりませんが、
真似てる頃より凄く楽しい。まぁ、ワンパターンなんですがねw
このDVDの冊子に鳥山先生のコメントが書かれている。
「流行に乗っかるな、とまでは言いませんが、『わしの漫画について来い!』なんていうぐらいの、流れに逆らう根性とセンスと個性は、できれば身につけてほしいですね。」
ずっと尊敬してきた先生の言葉にちょっと報われた気がした。
これからも自分らしいイラストを描いていきます!